黄色いとら

しーくんのしー。

トラジャのコレオグラファー&照明の魔術師

Travis Japan Summer Paradise2018



誰がどの曲を振付したか、最終公演で(公演前半部分の演目についてのみ)のネタばらし会。


私、Maybeについては絶対にプロが手掛けたものだと信じて疑わなかった。PA席にダンスの先生いらっしゃってたとのことだったのでほぼ間違いないと(勝手に)。しかもそれをみんなに言いふらしてました←アホ。

メンバーMaybeの振付について話しだしたときに隣の席にいたお友達に「私、これでMaybeの振付がしーくんだったら泣く。マジ泣く。」って宣言してて()。それもほぼないと思って願望混じり冗談半分に言ってたはずなんだけど、「しめしず」って答え言われた瞬間に私の中で何かが確実に弾けました。。

 

 


プロの仕業じゃないのかよ…(溜息)

 



さらに畳み掛ける様に

しめちゃん「ほとんどしず。俺振付たの首絞めるとこだけ(笑)」

のえるくん「照明にもこだわってて、照明の魔術師って呼んでますから」

・・・さらに頭が真っ白に。その後の話全然入ってこなかった。※

 

 


うそでしょ。。

振付のみならずあのライティングまで!ライティングね、Snowmanの公演でもメンバーカラーの照明使われてて素敵だなって思ってたの。すのさんの時に使ってた色はもっと透明感のあるキラキラしたライティング。宝石箱ひっくり返したような。これも後にひーくん(照にぃ)が指示したものだってわかってすごいなって思ったんだけど。どっちが先に考えたとかはリンクしないし関係ないので置いといて、しーくんが使ったメンカラのライティングはスモーキーなパステルカラーで1人に対して2つのサスを前後で使ってみたり、わざと動きとずらして当ててみたり、しーくんの仕業だって知らずに見ながら純粋に「こんなライトの使い方見たことないなー」って思ってたところだったんですよ。。。振付には定評があったけど、何も情報がないまま見たものでも照明すごいなーこだわってるなーって思ってたものがまさかの自担だったとはなんかもうお手上げ????

 

 


開いた口がふさがらないとはこのことでお友達がしろめむいてる私見て笑ってました。

 

振付もかなり攻めているというか、まずMaybe始まる前に閑也くんのソロダンスから入ります。その前に着てた黒のジャケットをステージ上で脱ぐ所からもう演出。自分にはスポットを当てずに、この後踊る4人分の場所のライトを自らの手で移動しながら点けていく、という振付。それもすごいなって思ったんだけど。最初見た時、せっかく閑也くんがソロダンスしてるのになんであの人に照明当たらないの?ちょっとした嫌がらせなの?って違和感感じてたんですよねー(笑)。ネタバレされて納得しました。


最初は4人がセンターで体育座りして集合。そこから本格的に踊りだす前に座りながら中腰になりながら踊って徐々に立ち上がっていく流れ…すごく下半身を使う振りつけ。座りながら片足を伸ばす時、しーくんの美しいフォルムの尻が丸出し(出てないけど)でまるで雪見だ○ふくのようでした(?)。ターンだったり手を挙げるポージングだったりの時に効果的に照明が当たる様に計算されているのはすごくよく分かりました。しめちゃん振付の首を絞める流れ。しずげん、のえしめの組になって片手でお互いの首元をすっと締める。その仕草が儚くて強くて怖くて美しい。のえるくんがしめちゃんの喉仏が男らしすぎてちょっと片手で軽く触ったら「ヴォエッ」って締まってしまったって言ってましたが(笑)、のえるさん怖い(笑)。

 

4人が横にならんで踊る場面、トラジャらしくリズムの取り方は揃ってるんだけど頭の振り方だったり手の動きはそれぞれ個性的で全員分見たくて目が足りなかった。いつも感情は乗せない閑也くんですらミュージカルのようなダンスだなって思いながら見ていました。なんかね、美しく迫力あるものを見せるための4人の気迫みたいなものがすごかったんですよね。それを引き出せる閑也くんもすごいし、それに応えて表現できるいちごみるくの皆さんたち本当に恐ろしい表現者たちだなって改めて。

 

 

※私がMaybeの答え合わせで卒倒している間にどうやらインザルームの椅子の振付も閑也くんが担当したとさらっと発表がありましたが…えっ怖っっ!!!いやいやいや…おかしいおかしい(動揺)

あんなに甘美な眩暈に溶け落ちていっちゃうような振りつけられるの???ホントおかしい。椅子相手に踊ったり乗ったりしてるのはまつくしめしずんちゅ。他の3人はタップっていうその組み合わせ方も斬新ですごいアイディアだなって思ったんだけど。途中うみのラップ中にそれぞれが絡み合うシーンがあるんだけどそれも考えたとしたらまじめに天才過ぎて頭の中どうなってるのか知りたい。

「♪どんな夢が見たい?」ってもう見せてもらってるよね、すごい世界を。

 

 

そして予告(ネタバレ)のあった宇宙に行ったライオン。しーくんが振付ってことは事前情報としてあったけど曲自体を知らないからあわてて予習しまして。えっと・・・めっちゃバンド曲だよね?リズム隊ガンガンで一体楽器なしにどうやってこれを踊るの?しかもみんなで一緒に出来る振りがあるですと??

ほら、私コレオグラファースジヤには絶大な信頼しか置いてないじゃないですか?(しらんがな) なので全くもってワクワクしかなかったんだけど。どんなものを見せてくれるかな~って。

そしたらさーまた斜め上から来たよね…冒頭の百獣の王ことまつくライオンがめちゃくちゃ吠えておりましてそこで私はまず全部持って行かれました。いや、振付関係ないがな。まつくの歌からのしーくんの歌。しかも世界を見たいと草原走り出してセンターで歌うよね。コレオグラファースジヤ、自分で振りつけたものは自分をセンターにもってきがちなんだけどそれがべらぼうに嬉しくて嬉しくて私が犬なら毎回嬉ション案件ですわ。いいよいいよその心意気。頑張れ。センター似合ってるよ!!!

ライオンカラーを意識してるのか、曲のイントロでオレンジのジャケットに暗転中着替えるのが本当に好きなシーンで閑也くんのジャケットの着方がいとうつくしずや(無理がある)でいつもそこばかりみてました。着方がきれいですね。


サビはみんなで踊れる振りで、

 

風が風であるように→腕ぐるぐる

俺が俺であるために→手を徐々に上げていく

初めて見えた世界に→探すようにおでこに手を当ててぐるっと体ごと回す

自分を重ねあわせんだ→胸にこぶしを二回当てる

何も出来ないこと以上に何も知らないことを知った →腕ぐるぐる+手上げ

俺はこんなもんじゃねーと→口の横に手を当てる?(ここうろ覚え)

涙を堪え叫んだガオー→ガオーの手をしながら手を挙げる

 

最初は腕ぐるぐる位しかオタクたちもしてなかったんだけど、公演増える毎にみんな踊っててびっくりした(笑)。一回もトラジャ側からレクチャーとかないからね???トラジャ担踊りがち。担タレ。すぎょい。

 

なんかね、閑也くんの振付にしてはストーリー性があるというか歌詞に添った振りで(こういう振付はしめちゃんのテリトリーだと思ってた)本当にトラジャが強く限界なんか壊せるように見えたんだ。ちょうど歌詞に「俺はこんなもんじゃねー!と」ってあってそこを歌ってるのがたまたまうみんちゅなんだけど踊れないのがもどかしいのをそこにぶつけてるように思えてしまったからもうずるいよね。たまたまだろうけどね(念押し)。まつくの気迫とげんげんの低音のハモリがこの曲にぴったり過ぎてホントに松松には感謝しかないです。

 

 

 

サマパラのセトリで今公表されている閑也くん振付の曲ってこの3曲だけだけど、きっとセトリ後半の部分でも何か振りつけてるんだろうな・・・今までは「これが閑也くんっぽいね」とか予想ついたんだけどもうこの後からは全然想像つかない気がする。照明の事含めて本当に職人過ぎる。クリエのNow and ForeverEX・湾岸で見た雨、祭りのまた今日と同じ明日がくる、どれもがレベル高かったんだけど今回のMaybeはさすがに度胆を抜かれてしまった。。絶対プロが作ったんだと思ってた(まだ言う)。

ぺトラとかSPARK振りつけたしめちゃんももちろん才能が恐ろしくて、2人とも創作のレベルが玄人級。。うまいね、とかじゃないんだもん。あんなの作れるの恐ろしい。作ってる工程いつか見てみたいな。

 


普段はセンターにいるわけでもないしさほど前には出てこなかったはずが、急にキャラ変してきたかと思えばスジヤのキャラ確立させて「ずぺぺぺp~~~」ってぶっこんできたりトラジャのパパキャラになってみたりとなんか突然変異が起こってる2018年の閑也くん。能ある鷹が爪隠し切れなくなっちゃったしお笑いキャラかわいいからどんずべりしてももっと頑張ってほしいし何よりしーくんにとって自信がつくお仕事が沢山入ってくるといいなと思います。最近、歌もすごく上手くなったし結構なんでもやれると思うんだよね。思ったより全然器用だし(性格はちょいめんどくさいリア恋枠だけど)。

今回の振付、ライティングは本当に恐れ入りました。みんなにすごいね、って言われて褒められて、自慢の自担だ!!って思ったこと閑也担になってから初めて味わったよ。ありがとう。

 


これからもどんどん度胆をぬかされたいと思います!!!